モスト〜エスト.

しがないヲタクです。

アイドルに『永遠』なんてない。

 
 
こんばんは、えだまめです。
 
 
4時間生放送のベストアーティスト。
「なんでエイトは強く 強く 強くやねん…」とLOVEメドレー曲目に不満タラタラの中、衝撃的な発表がありました。
 
 
来年春、田口淳之介がKATーTUNを脱退し、ジャニーズ事務所を退社する
 
ことが本人の口から発表されました。
 
 
私はKATーTUN担ではないですし、何も言える立場にはないのかもしれません。
 
でも、今回のことでハッキリわかったことは
アイドルに『永遠』なんてない。こと。
 
私は女性アイドル(AKBグループ)もゆるく、ですが応援しています。
今も推しはいますが、元々は違う子を応援していました。
今の推しと同期の、同い年の子です。
その子は「次世代メンバー」として期待されて、
同期で最初、当時研究生ながらも選抜メンバーに選ばれて、4作連続で選抜入り。
昇格も同期の中で一番早いグループだったのですが…
約2年前、本当にこれからの時に、卒業してしまいました。
当時彼女は高校2年生。理由は学業優先のため、です。
その時初めて『永遠』はないんだ、と思い知りました。
応援しているアイドルの卒業、なんて初めてのことでしたから。
AKBグループだと、卒業する様子もなかったのに、
ある日急に卒業を発表なんてこと珍しくありません。
 
 
でもそれがジャニーズ事務所の、それもデビューしているグループのメンバーに当てはまるとは、思いもしなかった。
不祥事でもなく、「一身上の都合」で自ら歌番組で、自らの口で、脱退を発表したジャニーズアイドルは、私の知る限り初めてです。
 
田口くんと自担は同い年です。∞祭のパンフレットなどからあふれるほどグループ第一主義である自担がエイトを抜けることはほぼほぼ考えられないけども、エイトにだってそういうことが100%有り得ないわけではありません。
 
 
例えば今後グループとして、1人の人間として方向性の違いが出て、その違いが埋められなくなるかもしれない。
例えば家庭を持つとなった時にアイドル活動を捨てざるを得ない状況になるかもしれない。
例えば病気になり、もしくは事故に遭い、アイドルで、そもそも芸能人で居れなくなる状況になるかもしれない。
 
 
 
 
ジャニーズの先輩たちが何十年もほぼほぼ脱退メンバーを出さずグループとして成立させているのは、偶然でもないけど、必然でもない。
奇跡、とは言いたくないけれど、限りなく奇跡に近い何かがあるから。
 
 
 
旧YOU&Jを構成していた3グループであるNEWS、関ジャニ∞、KATーTUNに在籍していたことのあるメンバーは全員で21人。*1
来年春には残っているメンバーはNEWSが4人、関ジャニ∞が7人、KATーTUNが3人になるので14人。
実に3分の1が脱退したことになります。
更に残っているYOU&Jメンバーの半数、7人は関ジャニ∞のメンバーです。
 
関ジャニ∞が7人になってから、7人のまま10年間1度も減っていないこと。
それは今まで当たり前だと思っていたけど、本当は当たり前じゃなくて、個性が強くとも全員のベクトルが同じ方向に向けているから7人で活動していけているのだ、と。
 
 
ジャニーズ事務所所属のデビューグループだからといって、一生アイドルで居れる保証も、約束も、何も無い。
10年、20年、それ以上、アイドルとして第一線活動することがどれほど大変なことか、それはきっとファンには計り知れないほどの努力や苦労や犠牲の上に成り立っている。
アイドルに『永遠』なんてない。
 
 
 
悲しいけど、納得出来ない人もたくさん居るだろうけど、アイドルでいることが1番の幸せではなくて、他のことにあるのであれば。
1人の人間としての幸せを取ったのであれば。
辛くても、その決断をファンは受け入れなければならないのだ、と痛感しました。
 
 
 
 
えだまめ

*1:YOU&Jが発足した2006年3月時点での在籍メンバーは18人